ワニは熱帯から亜熱帯の水辺に23種類が生息しています。変温動物のワニは、夏は水中にいることが多いですが、冬は体温を保つために陸上で日光浴をしている様子が見られます。その際、体温調整をするために口を開けることがあります。
過酷な環境で育つだけあって、とても頑丈な身体を持っています。鋭い歯は50本以上あり、抜けるとすぐ生え変わり補充されます。噛み付くことに特化していますので獲物は丸呑み。胃の中に石を貯めて、食べた物をすりつぶしています。また、水中はもちろん暗闇でもよく見える目を持ち、聴覚もいいと言われています。水中での泳ぎはもちろん、陸上でも短距離なら速く走ることが出来ます。
見た目からはちょっと想像しづらいですが、意外なことにとても子煩悩で、草や泥を使って巣を作り、そこで外敵から子ワニを守りながら育てる種類がいます。親ワニに見守られながら育つなんて、なんだかほっこりしますね。
クリックすると拡大画像が見られます。
ワニは頑丈な生物です。とても育てやすく、鳥などのように人間に感染するような病気の心配がありませんので、安心して飼育することが出来ます。
食肉や革はもちろん、血液の有用性も研究されています(後述)ので、捨てるところのないまさにエコな素材と言えるでしょう。
ワニの肉は高タンパク、低脂肪で、コレストロール値を下げると言われている不飽和脂肪酸を多く含み、とてもヘルシーです。
肉質は柔らかく、味は蛋白で鶏肉やふぐに似ており、焼く、煮る、揚げるなど、どんな調理にも愛称のいい食材と言えます。もちろん日本の調味料との愛称もバッチリ! わさび、塩、醤油、抹茶、ゴマ、辛子、酢等で味付けして召し上がってみてください。ちなみに現地ベトナムで生刺しを食べた紹介者の話では、ふぐ刺しにとても近くて大変美味しかったそうです。新鮮だと生で食べられるんですね!
■ワニ肉の部位
- 脚肉
- 前脚、後ろ脚の肉です。手羽とも言われます。味、食感、見た目のインパクトはナンバーワン! ワニ肉で最も美味しいと言われていて、大人気の部位です。スパイスとの相性が最高に良く、フライやバーベキューなど、ボリュームや満足感を求める調理方法にピッタリです。
- ボンレス
- 腹、胸、肩周りの肉です。さっぱりとしてクセがなく、とても食べやすい部位です。和洋中、どんな調理方法でもおいしく召し上がっていただけます。
- ストリップロイン
- 背骨の周りの肉です。とても柔らかく、スジの少ないのが特徴です。1頭から取れる量が少ない希少部位で、ヘルシーなフィレ肉です。
炒め物、照り焼きなどにしていただくとおいしく召し上がっていただけます。
- テールフィレ
- 尻尾の肉です。肉厚でジューシーなので、ステーキやソテーして召し上がっていただくのがオススメです。脂肪分が少なくタンパク質が豊富なので、ダイエット中の方にもうってつけの食材です。
ワニ革は高級皮革として、財布やハンドバッグ、靴、ベルトなどに使われています。爬虫類のウロコの持つ独特の美しい光沢や、一頭々々違う模様のパターン、見た目のワイルドさなどが特徴で、好きな人にはたまらない魅力となっています。
また、とても丈夫で耐久性に優れるだけでなく、経年変化により「味」を増していくのも魅力の一つといえるのではないでしょうか。
近年、野生のワニは絶滅の危機にありワシントン条約等で保護されているため、ワニ革への需要の高まりとともに、養殖ワニへの需要が高まっています。
クリックすると拡大画像が見られます。
ワニ革の風合いや一頭々々違う模様のパターンを活かして、ジャケット、帽子、バッグなど、世界で唯一つ自分だけのオリジナルファッションが作ることが出来ます。
また、骨格や歯(キバ)、頭部の骨など、他の生き物に比べても特徴的なその素材は、アクセサリーなどの材料としても使われています。本当に捨てるところがないですね。
ワニは細菌の多い泥水の川で暮らしています。獲物を捕獲する際に反撃されて負傷することもあるでしょうし、時には仲間同士の縄張り争いなどで大きな怪我を負うこともあるでしょう。しかし、そのことが原因で病気になったり、感染症で生命に関わるような自体に至ることがほとんどありません。それどころか、とても速いスピードで回復することが知られています。
何故でしょうか?
それは、ワニの持つ特殊な免疫機構に秘密があります。
オーストラリア北部の熱帯地域で研究を進めている同国の科学者、アダム・ブリットン氏によると、ワニの免疫機構には、ペニシリンの効かない黄色ブドウ球菌等を殺す働きがあることがわかったそうです。また試験管での実験では、HIVにワニの血清を加えたところ、多くのウイルスが死滅したという報告もあります。
また、米ルイジアナ州、McNeese State Universityの研究者らの研究によると、ワニの血中たんぱく質から強力な抗生物質を開発できる可能性があるそうです。この抗生物質によって、重度の火傷や糖尿病による壊疽の治療、また、従来の薬剤が効かない耐性菌に対しても使えるかもしれないとのこと。
このように、海外ではワニの血液に秘められた大きな可能性がに注目し、日々研究が進められているのです。そう遠くない将来には、ワニの血液が私たちの役に立つ日が来るかもしれませんね。
*考案参加型事業
- ファッションブランド関係
- アクセサリー関係
- 医療・薬品・関連企業
- 食肉・加工・業者
- 農・畜産・業者
- コンサルティング業者
*ワニを通じて様々な人達と「飼育技術・商品アイデア・資金援助・情報収集」
*知恵を出し合い、ワニ飼育が社会に貢献できる「考案参加型事業」
事業主として参加して下さい。
また、ワニの生育状況から食肉用及び皮加工品・医療関係(血液採取)など投資家の方のご要望には、ご相談の上随時対応させていただきます。
※その他ご要望があれば電話連絡の上、担当者が対応をさせて頂きます。
出荷出来るまでの生育期間は約2年。
その間、ワニの生育状況をライブ映像で配信しますので、すくすく育つ様子を逐一ご覧になれます。
もしかしたら、ワニの知られざる生態が見られるかもしれません!
▶ライブ映像はこちら
出資者、会員様のみ当施設の見学が可能です。
ワニと共にお待ちしていますので、ぜひお気軽にお越しください。
※事前連絡の上、日時をご予約ください。
▶見学に関するお問い合わせはこちら
■出資について
- 出資金
- 1匹につき30,000円(おひとり様1口でのスタートとなります。)
- 年会費
- 1,000円(生育の維持管理費として頂きます。)
- 投資目的
- 趣味、食肉用、皮加工品用、医療用、標本
- 申込対象者
- 個人、団体(畜産関係)、企業(手袋業界・皮製品業界・ファッション業界・医療業界・飲食業界…などなど)
- 出資者特典
- ・投資して頂いたワニの証書と写真をお送りします。
・ワニの生育状況をライブ映像でご覧いただけます。
- 保障
- 出資していただいたワニが死亡した場合、30,000円、またはワニを返却致します。(剥製にして返却の場合は別途相談にて可能です。)
世界に1匹の「あなたのワニ」を育ててみませんか?
喜望峰一同お待ちしております。
▶出資に関するお問い合わせはこちら
喜望峰では、ワニ飼育の見学を随時受け付けております。間近に見るワニの迫力を感じてみませんか? お問い合わせ・お申し込みは以下からお願いいたします。
▶見学可能時間:平日 13時~16時
▶お問い合わせ・お申し込みはこちら
常に自分の目と耳と声(情報)で資産・財産である、ワニの育成を見守りながら運用、活用。出資者(オーナー)お一人お一人の考案・企画を実現し、商品化、換金していく舞台が喜望峰(和人:ワニクラブ)の役割使命と考えます。最後に近年詐欺まがいや、搾取目的の投資ファンドのニュースや噂を耳にることも多いかと思います。私共の事業許されません。そのような行為は致しませんし、そのような団体、グループとも無縁ですし、又ご遠慮願います。
投資を頂けるオーナー様はお気軽にご相談ください。喜望峰との出会いに夢を感じて頂けるような、また当社も同様に夢を感じるような、お互い相談し合えるお付き合いが出来れば幸いかと存じます。
NPO農業活性化法人「喜望峰」理事長:倉岡 和人